鬱病かもしれないと感じたら|自己診断を行なってみよう

医療

心療内科にかかる前に

男の人

心の病の特徴

心の病の代表格と呼んでも良いであろう「鬱病」ですが、近年その患者数が増加傾向にあります。現代社会においてもはやだれがかかってもおかしくない病気ですが、その特徴などを正しく把握している方はあまり多くないようです。もし自分が鬱病になった時、あるいは身近な方がこの病にかかった時、適切な対応を取ることができるように病気についての知識を身につけましょう。鬱病は、前述の通り誰がかかってもおかしくはない病気です。以前は役職をもつ中高年男性に多いといわれていましたが、近年では10代〜20代の若者にも多くみられるようになりました。また、その症状も従来のものとは異なります。従来の鬱病は、気分が暗く落ち込み、何事にもやる気が起きない、憂鬱であるなどの症状が見られました。「鬱病」という言葉を耳にした時、まずこの症状を連想する方も多いでしょう。しかし、近年多くみられる鬱病の症状は、これとはまた異なります。従来型のものに対し、新型鬱病と呼ばれます。新型鬱病の症状は、従来型同様抑鬱症状が見られます。ですが、自分の好きなことや興味があることに対しては発症前と変わらず前向きであり、一見するとただのわがままであるかのように思えます。また他人に対し攻撃的な言動をとったり、必要以上に相手を責め立て反論されたりするとさらに強く責め立て、追い詰めようとするような言動が見られることもあります。この症状に対してなかなか鬱の症状である、とは考えにくく、ただのヒステリーであるとか、反抗期という言葉で片付けられてしまい、治療にかかるのが遅れてしまうというケースも多々見られます。「わがまま」であるか「鬱」の症状であるかははっきりと区別することは非常に難しく、発症している患者自身でさえ区別がつかない場合もあります。鬱病の場合には、食欲亢進や倦怠感、睡眠障害、抑鬱なども同時に発症することが多いため、これらの症状がみられる場合には早めに心療内科を受診することをお勧めします。また自覚症状が現れてからの日記をつけるなど、自分の日々の状態を把握することもよいでしょう。